ジョゼフ・ミッチェル作品集<br> 港の底

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ジョゼフ・ミッチェル作品集
港の底

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760149193
  • NDC分類 933
  • Cコード C0098

内容説明

摩天楼を彼方に望む、海の上、河畔、そして桟橋。ニューヨークの海底に沈む廃船のあいだに、魚影を追って生きる。『マクソーリーの素敵な酒場』のジョゼフ・ミッチェルによる、大きな街の底に暮らす人びとのスケッチ。

著者等紹介

ミッチェル,ジョゼフ[ミッチェル,ジョゼフ] [Mitchell,Joseph]
1908年、米国ノースカロライナ州生まれ。1929年にニューヨークへ出て、「ニューヨーク・ワールド」紙、「ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン」紙、「ニューヨーク・ワールド・テレグラム」紙に記者として勤める。1938年から「ニューヨーカー」誌のスタッフライターとなり、寡作ではあるが同誌の最も優れた書き手のひとりと謳われた。1996年歿

上野元美[ウエノモトミ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

120
創作ではなく、エッセイの集まり。ヘミングウェイやフィッツジェラルドより10年ほど遅く生まれたミッチェルは、ニューヨーカー誌に、摩天楼でも近海の荒くれの海でもなく、天然の牡蠣の漁場ではいられなくなったニューヨーク近郊の海や、河の男達を書いた。ミッチェルが出会った、創作ではない男たち。いいな、こんな男は。魚介類は勘弁な私も、エラリー船長が捕えた魚や、ルーイのレストランで調理された魚をガツガツと食べたくなる。日焼けして、少し肌がたるみ、煙草を加え、皺が刻まれた顔を歪ませてニヤッと笑っている男たちが浮かぶ。2017/12/28

ブルーハート

7
この本は早くは読めない。ちびりちびりやりながら、ゆっくりページをめくっては、しばらくして机の上に置いて表紙を眺める。前世紀前半の古き良きアメリカに郷愁を誘われながら、淡々としたジョゼフ・ミッチェルの筆を味わう。2018/04/24

DEE

4
今から60年以上前のニューヨークで暮らす人たちが、とても生き生きと書かれているノンフィクション。 前作は酒場が舞台だったけど、今回は海や川にまつわる話。 本当に普通の人々の仕事や日常、ちょっとした会話などが主な内容にもかかわらず、なぜか面白い。 人々の時間は間違いなく繋がっているんだなと、改めて思える。2018/10/21

Hotspur

2
ミッチェル二冊目。本作の6篇はいずれも著者の無名の知り合いを語り部としてニューヨークの過去に遡る。彼らは皆「エラリー船長」を初めとして癖の強い個性的なキャラばかりだが、ミッチェルが彼らから引き出す話は実に面白く、話の周りを固める事実の博捜と相俟ってなんだか宮本常一の民俗学を思い出させる。しかし当然ながら、ミッチェルのスタンスは宮本とは全く異なり、はるかにリラックスしていて面白いと思ったことしか書かない。いずれの篇も味があるが、中でも「むかしのホテルの階上にて」(原書のタイトルになっている)は絶品。 2020/08/02

Risa Shimowada

1
表紙の絵に惹かれて。オシャレで良い気はしたが、正直良く分からない。短編集で1作品数十ページだが、その前半半分くらいは海や漁や港の細かい記述が続く。最初はこの小説がどこに向かっているのか、そもそも小説なのか、がさっぱり見えず不安な気持ちになる。後半で特定の人間が出てきてちょっとしたやり取りがあって古き良き猥雑なアメリカ的な交流はあるが、それも短く、何かが起きる訳でもなく、味わい方が良く分からない本。生産的なことを何もしたくない時に読むと良いかも。ルポタージュだったのね、と読み終わってから知る。他のも読みたい2018/02/19

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