内容説明
ワイドショーあり、アニメあり、格闘技中継あり…古今東西の哲学がまるごとテレビ番組になった!?どこから読んでもスッキリわかる?哲学「超」入門!人類の叡智の結集、哲学史を崩壊寸前のわかりやすさで解説!
目次
朝まで哲学なめテレビ!第2410回
哲学目覚めてズームアウト!!
哲ネットだから!
スキッとスッカリ哲ダネ!
歩いてトホホ、思惟さんぽ
“トマス・アクィナス”アワー祈っていいとも!
思いっきり我ありテレビ
テツ子の部屋
クイズアタック25の25乗
相棒刑事ライピー&ロック〔ほか〕
著者等紹介
高橋健太郎[タカハシケンタロウ]
作家。横浜生まれ。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。国文学専攻。専門は漢文学。古典や名著を題材にとり、独自の視点で執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
8
ギャグの応酬なんですけど。パロディで哲学を楽しく読んでみましょうというたぐいの本なのですが、なぜか息切れしてしまった。哲学・・ギャグになってるのにわからないヨ!!!2018/02/25
二階堂聖
5
哲学の入門以前の門の前まで連れていく本ということ。 哲学者紹介を実際の地上波番組に模して紹介していく形。最低でもテレビ番組を見たことないと面白くないから、テレビ見ない人には面白み半減かも。でも、哲学者の誰かには興味を持つ1冊になっていると思う。『世の中に理由のない出来事はない こうした考え方を、充足理由律という。ライプニッツはこの考え方から、この世界も神によって理由があって作られた最善世界だと主張した(P98)』2017/09/01
たけ
3
哲学者たちの思想を、テレビ番組風にしたもので発想はとても面白い。筆者は哲学の入り口の入り口で、入門書に行くまで興味を持てたらと書かれていたが、この本を楽しむにはある程度哲学の前提知識がないとキツい気がした。(私は入門書を数冊読んだばかりの初心者だが、それでも名前とキーワードを拾うので精一杯)逆によく知っていれば楽しめるとすれば、学んだあと戻ってこれたらいいと思う。個人的には今後も連載として続けてもらえたらそれきっかけで学べる、ラジオやテレビ番組風 のようになる。新たなものを知るきっかけとしていいね。2017/07/04
lily
2
奥様「主人は最近、オルガスムの研究を始めまして…」デカルト「奥さん、あなたのご主人の名前はアダム徳永ではありませんか?」奥様「違います、フランシスベーコンです」オルガスムとオルガヌムを勘違いするこのくだりは笑った。このように、漫画やテレビ番組をモチーフにして哲学を学ぼうという切り口はいいのだが、その内容がある程度の知識がないと笑えないというジレンマに陥っている一冊。マルクスの付加価値説を説明するのは参考になった。2018/01/20
やま
1
哲学のさわりのそのまたさわりをギャグっぽく説明した本。個人的な好みと合わず残念。2017/09/08