天皇に選ばれた建築家 薬師寺主計

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760146956
  • NDC分類 523.1
  • Cコード C0023

内容説明

ル・コルビュジエの真髄を取り入れて天皇の技師となり、日本で最初にアール・デコを表現し、倉敷をつくり上げた異色の建築家がいた。日本が太平洋戦争へと照準を合わせて行こうとする最中、数奇な運命を受け入れながらも「建築」を超えて町をつくり、時代を築いた。彼の周囲には常に奇才と呼ばれる人間たちが集った。いったい薬師寺主計とは何者だったのか。現代に至るまで多大な影響を与え続ける建築群と「人間味」そのものであった彼の生き方を明白にする!

目次

第1章 消えた建築家
第2章 陸軍省における活動
第3章 ル・コルビュジエの発見者
第4章 日本最初の近代工場群をつくり上げる
第5章 アール・デコの建築家
第6章 「有隣荘大原孫三郎邸」設計への思い
第7章 大原美術館の知られざる誕生史
終章 戦争に消える

著者等紹介

上田恭嗣[ウエダヤスツグ]
1951年三重県生まれ。京都工芸繊維大学大学院工芸学研究科建築工芸学専攻修了。博士(学術)、一級建築士。現在、ノートルダム清心女子大学人間生活学部教授。専門は近代建築史、住居学。日本建築学会第14期代議員、日本建築学会中国支部常議員、日本建築家協会正会員、岡山市景観審議会会長、倉敷市伝統的建造物群等保存審議会委員、高梁市景観審議会会長、総社市建築審査会会長なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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羆嵐

0
3.02016/08/03

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