覇権の翳り―米国のアジア政策とは何だったのか

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  • サイズ A5判/ページ数 511p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760145652
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C3031

内容説明

ヴェトナム和平、デタント、対中接近により、「冷戦」秩序を大きく変容させたニクソン政権期の外交政策。東アジアに今も横たわる諸問題の根源を、米外交文書から読み解く。

目次

米国の覇権と「冷戦」秩序
“ニクシンジャー”外交の始動
ニクソン政権下のNSC
ニクソン政権の核戦略
ニクソンの「チャイナ・イニシアティヴ」
ニクソン訪中
ニクソン訪中後の米中関係(一九七二‐七四年)
第二次日米繊維紛争(一九六九‐七一年)―迷走の一〇〇〇日
NSC文書に見る日本と東アジア
佐藤=ニクソンの時代
田中=ニクソンの時代
ニクソン文書と大統領図書館

著者等紹介

石井修[イシイオサム]
1962年、東京大学経済学部卒業。東京銀行勤務。1977年、ラトガース大学(米国)歴史学部博士課程修了(Ph.D取得)。広島大学法学部教授、オーストラリア国立大学、プリンストン大学、テキサス大学、ハワイ大学の各客員研究員ないし交換教授、一橋大学法学部教授、明治学院大学法学部教授、帝京大学法学部教授などを経て、一橋大学名誉教授。日本国際政治学会名誉理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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