内容説明
音響兵器は作れるか。音で人を操れるか。音楽とは。ハチの音羽は恐怖を誘発する。ジングルになぜ惹きつけられるのか。イヤーワーム。眼が見えない動物はいるのに、耳が聞こえない動物はいない。遠心性コピーテスラ。コウモリは10億分の数秒の音を関知する。パンニング。聴覚的脳ハッキング。Psyop。19ヘルツの音。未来の音。脳が作り出す音。
目次
第1章 始まりは爆音
第2章 空間や場所―セントラルパークを歩く
第3章 ローエンドタイプの聴覚を持つ動物たち―魚類とカエル
第4章 高周波音を聞く仲間
第5章 下側に存在するもの―時間、注意、情動
第6章 誰か、「音楽」を定義してください(そして、その定義について音楽家と心理学者、作曲家、神経科学者、それからアイポッドを聴いている人の同意をもらってください…)
第7章 耳にこびりつく音―サウンドトラック、「スタジオ視聴者」の笑い声、頭から離れないCMソング
第8章 耳を通して脳をハックする
第9章 兵器と奇妙なもの
第10章 未来の音
第11章 あなたに聞こえるものがあなたなのだ
著者等紹介
ホロウィッツ,セス・S.[ホロウィッツ,セスS.] [Horowitz,Seth S.]
神経科学者。元ブラウン大学アシスタントリサーチプロフェッサー。現在は、Advanced Brain Technologies社(Scientific Advisory Board)科学顧問。神経科学および心理物理学を用い、音楽や音のデザイン、音響ブランディングをするコンサルティング会社NeuroPopの共同創立者。妻は、音と生体模倣のアーチスト、チャイナ・ブルー。ロードアイランド州ワーリック在住
安部恵子[アベケイコ]
慶應義塾大学理工学部物理学科卒業。企業で製品開発などに従事したのち、翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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