内容説明
まずガリレオが、そして150年前ダーウィンが科学によって神を否定した。それが進化論だ。
目次
第1章 納得できない権威
第2章 生命を理解する
第3章 自然選択という偽りの偶像
第4章 無神論という偽りの偶像
第5章 悲劇―世界観の構築
第6章 創造ではなく、創造性
第7章 信仰の属するところ
第8章 賢く信じる
第9章 意味ある死後
著者等紹介
グラフィン,グレッグ[グラフィン,グレッグ] [Graffin,Greg]
ウィスコンシン州マジソン生まれ。1980年にロサンジェルスで設立したパンクバンド、バッド・レリジョンのリードボーカルならびにソングライター。またコーネル大学より動物学で博士号を授与。UCLAにてライフサイエンスと古生物学の講師を務める。ニューヨーク州イサカとロサンジェルスで暮らす
オルソン,スティーヴ[オルソン,スティーヴ] [Olson,Steve]
サイエンスライターとして受賞歴を持つ。2002年の全米図書賞ノンフィクション部門を受賞した『Mapping Human History:Genes,Race, and Our Common Origins』の著者であり、全米科学アカデミーのコンサルタントライターでもある
松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳家、名古屋学芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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arnie ozawa
1
Bad Religionのボーカルであり生物学者(知らなかったわ〜)の著者が進化論を背景にしての哲学的議論(特に宗教と自然主義について)と自身の少年期からの西海岸パンクシーンの話をまとめて書いたという何が何だかな説明になり変な本みたいなんだけど読んでみるとマジメで面白くタメになる本。2015/07/04
ソニックゆうすけ
0
バッドレリジョン来日に合わせ再読。科学や宗教とか専門的になると分からない事も多かったが、パンクロックや自伝的な内容を語る時には凄く楽しめた。グレッグの哀愁を帯びた渋い歌声は好きで、この本によって彼の反骨的な思想も少し分かった気もして、よりレリジョンの音楽を深く味わえると思った。歌詞も深い意味がありそうなので、触れてみよう。2017/04/12