ウィキリークス革命―透視される世界

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760139958
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0036

内容説明

もはや誰も公的機関の発表を信用できない…アメリカが驚愕するほどの徹底的な情報公開こそが、信頼回復への唯一の処方箋だ!原発事故後を生きる日本の読者に向けて緊急加筆。

目次

第1章 ウィキリークスの時代
第2章 ネットワーク政治時代のはじまり
第3章 欠乏から潤沢へ
第4章 煙の立ちこめた部屋へ
第5章 透明化に向けた世界の動き
第6章 開かれた政府―活動か、それとも幻想か?
第7章 秘密主義の終焉
第8章 ウィキリークスと透明化運動の未来

著者等紹介

シフリー,ミカ・L.[シフリー,ミカL.][Sifry,Micah L.]
1962年、ニューヨーク生まれ。パーソナル民主主義フォーラムの共同設立者であり、同フォーラムのブログサイトtechPresidentの編集者も務める。また、2006年に創設された米国政府の透明化と信頼性向上を主眼とした教育組織、サンライト財団の技術アドバイザーでもある。ネーション誌の編集・執筆に13年間携わり、現在はニューヨーク市立大学大学院センター政治学部教授として「Writing Politics(ペンと政治)」の講義を担当している

田内志文[タウチシモン]
1974年、埼玉県生まれ。文筆家、翻訳家。明星大学日本文化学部卒。フリーライターを経て渡英、イースト・アングリア大学大学院にて翻訳を専攻。英国式ビリヤード、スヌーカーの選手でもあり、2006年スヌーカー・チーム世界選手権、2007年スヌーカー・アジア選手県日本代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

86
ある意味どこでも可視化される社会になってきているということなのでしょう。もう少しマスコミで評価してもいいと思うのですがこれがあまり広まりすぎるとわが身に跳ね返ってきてしまい、マスコミ産業の低下につながるということなのでしょうか?ちょっとうがった見方ですが。加計や森友問題なども少しはこの影響が出てきているのでしょうね。2018/05/31

roughfractus02

3
インターネットでは権力の問題が露わになる。強者は複雑な暗号技術で不透明化し、弱者は晒されて透明化する。もしこの空間を自由と考えるなら、両者の透明性の比率を逆転する必要がある。暗号技術の壁を突破するハッカーだったアサンジはこの比率を意識し逆転を試みた一人だ。本書は、安全や平和が過剰な秘匿を作る世界でインターネットは自由であるという主張から始まる。一方読者は、人が勝ち取るべきlibertyと人に本来備わるfreedomの間で、インターネットなる名詞に接続し非人間化したfreeなる形容詞(制約のない)に出会う。2018/05/03

こんてんつくん

0
政治のところは飛ばした。2011/11/09

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