内容説明
神の教えに従うことができるか否か―キリスト者の葛藤を描き出す。キリスト教の視座からユダヤ人弾圧の歴史を捉え直す衝撃の書、待望の邦訳出版。
目次
キリスト教の反ユダヤ主義の起源
ドイツ編
フランス編
ベルギー編
オランダ編
ポーランド編
リトアニア編
ロシア・ベラルーシ・ウクライナ編
中南東部ヨーロッパ(チェコ、スロヴァキア、ルーマニア)編
ハンガリー編
バルカン諸国(クロアチア、セルビア、ブルガリア、ギリシア)編
イタリア・バチカン市国編
スイスとスカンディナヴィア諸国編
結論
ホロコースト以降の動向と議論
著者等紹介
パルディール,モルデカイ[パルディール,モルデカイ][Paldiel,Mordecai]
1937年ベルギーのアントワープ生まれのイスラエル人。一家は戦時中ナチ迫害下のベルギーからフランスへ逃れた。フランスがドイツに降伏すると、ユダヤ人迫害がフランスの一家にも及び、フランス人司祭の手引きによりスイスに逃れた。経済学、国際政治学をヘブライ大学で学び、卒業後、アメリカのテンプル大学でホロコースト学を専攻し博士号を取得。1982年から2007年までエルサレムのヤド・ヴァシェム「諸国民の中の正義の人々」の選考局長を務め、ホロコーストに関する執筆、講演活動で活躍
松宮克昌[マツミヤカツヨシ]
1943年東京生まれ。1966年上智大学文学部卒(専攻は社会心理学)。卒業後、主に外資系企業におけるマーケティング業務に2002年まで従事。退職後、翻訳に従事し今日に至る。日本翻訳家協会(JST)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
メルセ・ひすい
クロエ