内容説明
マカオ、広州、開平、貴陽、香港、上海。フィールドワーク30年の成果とともに、いま見るべきアジア建築遺産の魅力に迫る。
目次
総論 私とアジア―ヴェランダの問題を中心に
各論 キリスト教がアジア建築にもたらしたもの
写真 アジア建築遺産
主要建築分布地図
主要建築解説
著者等紹介
増田彰久[マスダアキヒサ]
1939年東京都生まれ。建築写真家。日本大学芸術学部写真学科卒業。増田彰久写真事務所を主宰。日本写真家協会、日本写真協会、日本旅行作家協会会員。40数年にわたり日本の西洋館や近代化遺産を撮り続ける。海外では英国貴族の館、英国近代化遺産、アジアの近代化遺産などを撮影取材。第33回日本写真協会賞年度賞、第9回伊奈信男賞、2006年日本建築学会文化賞などを受賞
藤森照信[フジモリテルノブ]
1946年長野県生まれ。東北大学工学部卒業。東京大学大学院にて近代建築・都市計画史を専攻。東京大学生産技術研究所教授を経て、現在は工学院大学教授、東京大学名誉教授。専門は日本近現代建築史・自然建築デザイン。建築家の作品として、「神長官守矢史料館」「タンポポ・ハウス」「ニラ・ハウス」「ねむの木こども美術館どんぐり」「高過庵」などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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