内容説明
1839年、江戸時代に書かれた『養育往来』には、親で学ばねばならない子育ての極意がたっぷり。くずし字の学習もできる影印付き。
目次
江戸の子育て十カ条(子育ての失敗は全て親の責任;まずは親の姿勢を正すべし;子どもへの愛情をはき違えるな;早く善悪を教え、特に「悪」を厳しく戒めよ;子どもには苦労をさせ、我が侭を許すな;礼儀作法をしっかりと教えよ;子どもの友人や遊びを吟味せよ;教師と親が心を一つにして教育せよ;学問の目的を見誤るな;子育ては試行錯誤の連続、誠の心で向き合え)
『養育往来』現代語訳
『養育往来』翻字
著者等紹介
小泉吉永[コイズミヨシナガ]
1959年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。小・中学校の教員、出版社等を経て、現在、元気21総合研究所主任研究員および法政大学文学部講師。1977年より往来物(寺子屋の教科書類)の蒐集と研究を始め、学術出版の大空社編集部時代に近世史料専門の編集者として数多くの出版企画(復刻・CD‐ROM版)に携る。この間、往来物を主とする論考・著作を発表。特に江戸期女性用の書道手本等の研究を進め、博士論文「近世の女筆手本―女文をめぐる諸問題」で、1999年に金沢大学社会環境科学研究科より学術博士を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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