内容説明
もくじをみて、興味をもったものから自由に読んでみてください。判決の解説もありますので、おもしろおかしくとまではいきませんが、どのような理由で裁判所の意見が出されたのかを考えながら読むと、知的な体操になるかも知れません。さらに、裁判員になったつもりでページをめくってみてください。ひとつの事件にも、いろいろな見方があることに気づくことでしょう。まずは裁判に興味をもってもらえれば、本書の目的は達成されたようなものです。
目次
1 20分で理解できる裁判員制度のツボ12(「裁判員制度」は、いったいどんな制度なの?;「裁判員制度」ではいったいどんな事件を扱うの?;「裁判員制度」がスタートするまでのスケジュールはどうなっているの?;外国の陪審制とはどこが違うんだろう? ほか)
2 裁判員を「体験」する重要事件&裁判60(児童連続殺傷事件;裁判権は日米どちらが?;電気を盗むのは窃盗なの?;パソコン通信でも名誉毀損はある ほか)
3 「公訴事実」ってなに?法律用語言いかえ集
著者等紹介
小林剛[コバヤシツヨシ]
1971年埼玉県生まれ。その後、幼少から青春時代を栃木県で過ごす。1990年、法曹への道を胸に、東京大学文科1類入学。今はなき東大駒場寮に入寮し、6年間の寮生活を送る。いちばんおもしろく感じた法律は刑事訴訟法だった。1996年、東京大学法学部を卒業し、同年司法試験に合格。翌年晴れて司法修習生(51期)となる。1999年、弁護士登録し、第二東京弁護士会に入会。現在、第二東京弁護士会司法修習委員会委員・司法改革推進二弁本部裁判員制度対策部会委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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