出版社内容情報
1979年の出版以来、世界15国語に翻訳され、いまなお各国で愛用され続けているロンググセラー“Sharing Nature with Children”(日本語版『ネイチャーゲーム1』)。なぜここまで多くのひとに受け入れられているのか?――「それはゲームを通して深い喜びや心の落ちつき、自然との一体感を得ることができるから」。著者の20年にわたる野外教育活動の実践で得た経験をもとに、既存の42のゲーム内容を見直し、今回新たに8つのゲームを加えた。21世紀の環境教育のバイブルとして読者に送る決定版。
20周年記念版によせるまえがき
日本の読者へ
はじめに
あなたもすてきな自然案内人(よい指導のためのアドバイス)
町と場所に応じたゲームを選ぶには
SECTION 1 自然に心を開いて
大地の窓/木の鼓動
目かくしゲームをしよう
目かくし歩き/私の木/目かくしトレイル
ロールプレイ
SECTION 2 いくつ見えるかな?
音いくつ/色いくつ/カモフラージュ/目かくしイモ虫/目かくし迷子/同じものを見つけよう/ミクロハイク
SECTlON 3 いのちのつながり
生きものピラミッド/森の設計図/食物連鎖/天敵と獲物/植物遷移の旅
SECTION 4 学ぶは楽し
ノーズ/動物あてゲーム/私は誰でしょう/木の葉のカルタとり/フクロウとカラス/同級生をさがせ/木のシルエット/宝さがし/動物交差点/ノアの箱舟/動物ジェスチャー/動物ヒントリレー
SECTION 5 遊びと発見
カウボーイゲーム/カメレオンゲーム/森の怪物/いねむりおじさん/コウモリとガ/暗闇を照らせ
SECTION 6 野生動物は友だち
バードコール/とまり木/森の狩人たち/森の探偵団
SECTION 7 自然のこころにふれる旅
私のサイト
私のサイトガイド 第一印象
私のサイトガイド いいもの見つけた
私のサイトガイド 詩をつくってみよう
私のサイトガイド 友だちに紹介しよう
SECTION 8 アドベンチャー
狩人の訓練/サンセットウォッチ/ナイトハイク/サバイバルハイク/フォールドポエム/感覚の広がり
特別活動 サイレントウォーク
付録 動物あてゲームのヒント
ゲーム索引
訳注
翻訳にあたって
(本文中の*印は、巻末に訳注があることを示します)
内容説明
世界17か国語に翻訳された野外活動の原典。自然を体験する50のゲームを紹介。
目次
1 自然に心を開いて
2 いくつ見えるかな?
3 いのちのつながり
4 学ぶは楽し
5 遊びと発見
6 野生動物は友だち
7 自然のこころにふれる旅
8 アドベンチャー
特別活動 サイレントウォーク
著者等紹介
吉田正人[ヨシダマサヒト]
1956年、千葉県生まれ。千葉大学理学部卒業後、日本ナチュラリスト協会事務局長を経て、東京都高尾ビジターセンターの自然解説員として環境教育に従事。現在、日本自然保護協会常務理事として、里山、河川、干潟などの保全などにとりくむ
辻淑子[ツジヨシコ]
1960年、東京生まれ。大学卒業後、小学校の教師に。その後、個人ボランティアとして東北タイの農村に2年間暮らした。現在はタイとの交流を中心に広く教育や自然について考える市民グループを作り、活動を継続している
品田みづほ[シナダミズホ]
1963年、神奈川県生まれ。日本女子大学生物学科卒。日本ナチュラリスト協会の自然観察会にリーダーとして参加。「シェアリング・ネイチャー・ワールドワイド」「3歳からの自然体感ゲーム」などの翻訳に係わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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