出版社内容情報
世界的に再評価され、特に欧米の知性から熱い注目を集める仏教。その開祖とされるシャカ族の王子ゴータマ・ブッダは、どのような訴えや諭し、視点をもって歴史に登場してきたのか。ベストセラー『イエスとは誰か』で、まったく新しいイエス像を構築した著者が、現代の視点からゴータマ・ブッダの「目覚め」の内容を捉えなおす意欲作。
まえがき
序 あらかじめ誤解された日本仏教――その数奇な歴史
1 仏教なき仏教国はこうして生まれた
Ⅰ ゴータマ・ブッダの実像――その人と思想
1 彼は仏教の開祖なのか/2 書かれなかった言葉をどう読むか/3 実人生の苦しみと哲学的悩み
Ⅱ 人生を四つの局面からみる――四法印を学ぶ
1 目覚めへの第一歩/2 あなたは「いる」が「いない」/3 こうすれば不幸せになる/4 仏教はニヒリスティックか
Ⅲ 安らぎへ至る道の歩き方――四諦八正道の実践
1 人生をあるがままに見つめよ/2 涅槃に至る八重の道/3 心を集中して努力せよ/4 知性はまごころと関わる/5 善い言葉を口に出せ/6 何が正しく、何が間違っているのか/7 真っ当に飲み食いして生きる/8 歪んだ努力は身を滅ぼす/9 マインド・コントロール の勧め/見えぬものを見、聞こえぬものを聞け/不可分・不可同・不可逆の教え
Ⅳ 新時代の哲学――今なお革命的・普遍的な申し立て
1 ゴータマの「目覚め」の本質/2 独立と自由、自律を求めて/3 今こそ求められる英知
結びに代えて
内容説明
なぜ、今なお新しく普遍的なのか。現代に生きる私たちの視点からわかりやすく解説するゴータマ・ブッダの「目覚め」の本質。
目次
序 あらかじめ誤解された日本仏教―その数奇な歴史
1 ゴータマ・ブッダの実像―その人と思想
2 人生を四つの局面から見ると―四法印を学ぶ
3 学らぎへ至る道の歩き方―四諦八正道の実践
4 新時代の哲学―今なお革命的・普遍的な申し立て
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