ブッダとは誰か

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760118540
  • NDC分類 182.8
  • Cコード C0015

出版社内容情報

世界的に再評価され、特に欧米の知性から熱い注目を集める仏教。その開祖とされるシャカ族の王子ゴータマ・ブッダは、どのような訴えや諭し、視点をもって歴史に登場してきたのか。ベストセラー『イエスとは誰か』で、まったく新しいイエス像を構築した著者が、現代の視点からゴータマ・ブッダの「目覚め」の内容を捉えなおす意欲作。

まえがき
序 あらかじめ誤解された日本仏教――その数奇な歴史
 1 仏教なき仏教国はこうして生まれた
Ⅰ ゴータマ・ブッダの実像――その人と思想
 1 彼は仏教の開祖なのか/2 書かれなかった言葉をどう読むか/3 実人生の苦しみと哲学的悩み
Ⅱ 人生を四つの局面からみる――四法印を学ぶ
 1 目覚めへの第一歩/2 あなたは「いる」が「いない」/3 こうすれば不幸せになる/4 仏教はニヒリスティックか
Ⅲ 安らぎへ至る道の歩き方――四諦八正道の実践
 1 人生をあるがままに見つめよ/2 涅槃に至る八重の道/3 心を集中して努力せよ/4 知性はまごころと関わる/5 善い言葉を口に出せ/6 何が正しく、何が間違っているのか/7 真っ当に飲み食いして生きる/8 歪んだ努力は身を滅ぼす/9 マインド・コントロール の勧め/見えぬものを見、聞こえぬものを聞け/不可分・不可同・不可逆の教え
Ⅳ 新時代の哲学――今なお革命的・普遍的な申し立て
 1 ゴータマの「目覚め」の本質/2 独立と自由、自律を求めて/3 今こそ求められる英知
結びに代えて

内容説明

なぜ、今なお新しく普遍的なのか。現代に生きる私たちの視点からわかりやすく解説するゴータマ・ブッダの「目覚め」の本質。

目次

序 あらかじめ誤解された日本仏教―その数奇な歴史
1 ゴータマ・ブッダの実像―その人と思想
2 人生を四つの局面から見ると―四法印を学ぶ
3 学らぎへ至る道の歩き方―四諦八正道の実践
4 新時代の哲学―今なお革命的・普遍的な申し立て

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ももたろう

18
仏教の概観を掴み直すため再読。人間として生きて死んだゴータマ・ブッダの生涯から始まり、仏教が上座部(南方仏教)と大衆部(北方仏教)とに分かれ、中国から朝鮮半島を経由して日本に伝来し、政治色の強いものになっていったなどの基本的知識が改めて整理できた。八正道については、改めて読んでみると、なるほどと思うことがたくさんある。中でも、戒律のところで出てきた「ホロン」の考え方はとりわけ興味深くよめた。「〈信〉の宗教がキリスト教なら、〈覚〉の宗教は仏教」というのも、その通りだと思う。2016/02/08

ととむ

0
既存概念との戦いが「見えない敵と戦う」になってる感あり。 言葉遣いが荒いと説得力ダウンだね2024/01/06

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