出版社内容情報
「人間の学び」とは何か。この原点に立ち返り,本来の「人間の学び」と現在の「学校の学び」との隔離を埋めるべく,「学校の学び」の改善法を探究する。
【執筆者】中村和夫・中野光・梅原利夫・須藤敏昭・佐藤学・佐藤一子
はじめに 須藤敏昭
1章 人間にとっての学びとはなにか 中村和夫
2章 「学校知」の成立と批判の歩み 中野光
3章 学校は何を学ぶところか 梅原利夫
4章 学習観・授業観の転換 須藤敏昭
5章 現代学習論批判―構成主義とその後 佐藤学
6章 おとなの学びと学校―高等教育機関の開放をめぐって 佐藤一子
内容説明
現在の日本の学校における「学び」は、競争のための手段におとしめられ、子どもたちにとって「苦役」に近いものになっいてる。「学校の学び」のはらむ問題性を鋭く分析するとともに、いま「学校の学び」のどのような転換が求められているのか、可能なのか、を追究する。
目次
1章 人間にとっての学びとはなにか
2章 「学校知」の成立と批判の歩み
3章 学校は何を学ぶところか
4章 学習観・授業観の転換
5章 現代学習論批判―構成主義とその後
6章 おとなの学びと学校―高等教育機関の開放をめぐって