感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HiRaNo
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再読。どうしょうもない名著。70年代末にして早くも「パンク」を切り捨てる先見性に痺れる。セリーヌとスーサイドが並べられる時、〈ロック〉はあらゆる別の言葉になりうる。『狂うためにはどこまでも覚めつづけなければならない』2013/03/19
ピラックマ
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なしくずし共和国(痺) この頃ロックは確かに現実を切り裂けるパワーを持っていた(ような気がしてた)2010/07/11
紅丸
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初めて読んだ間章の文章はゴツくて怒りがあるが醒めていて、三島由紀夫と対決した東大の全共闘の主要メンバーのようだなと思った。笑 表現がさすが思想家らしく難解でおそろしく哲学の暗号のようだが、読み進めていくと、不思議と言いたいことが理解できてくる。本文中に出て来るアーティストたちのことをワシも好きでよく聴くし、おこがましいけれど、間章氏と似たような視点で音楽を聴いているからとは思うが、しっくりくる批評で信頼できる人物だと感じた。他の著書も読んでいきたい。2024/07/22