目次
第1部 レリバンスを重視する諸外国の歴史授業構成と実践(レリバンスの構築をめざす歴史カリキュラムの内容構成と実践―カナダの歴史教師R・フロスマンの「ジェノサイドと人道に対する罪」コースの場合;生徒を学びに向かわせる教師の営みとしての単元の構成―米国の公立学校における歴史教室の実践から)
第2部 諸外国の歴史教育に見られるレリバンスの論理(英国ニュー・ヒストリーのレリバンス論―SCHP(学校評議会歴史プロジェクト)を手がかりに
シビックエンゲージメントの視点に基づく歴史教育改革論―J.D.ノークスの理論と米国史カリキュラムを事例に
ドイツにおけるレリバンスに基づく学習構想と歴史教育の展望
ドイツ中等歴史教育における現在との関連化―歴史文化学習の場合)
第3部 レリバンスを重視する歴史授業の創造と展望(目的動機(行為)と理由動機(反省)から見た学びの可能性と有意味性―子どもは歴史授業に何を見たのか?
歴史探究学習における学習レリバンスの検討―問いの構築学習・「世界史探究」の場合
英国の評価問題分析を踏まえた「歴史総合」の授業試案の構想―単元「ファシズムと大衆社会」の場合)
著者等紹介
二井正浩[ニイマサヒロ]
成蹊大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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