内容説明
鉄道の異常時放送の改善という公共的テーマについて心理学的視点から問題を同定し、教材開発と指導方法という改善策の提案と評価までを網羅的に行ったアクションリサーチ。
目次
第1部 アクションリサーチの全体像(異常時放送の改善に対する社会的要請;異常時放送が内包する心理学的問題とその解決アプローチ ほか)
第2部 問題行動とそれを支える意識の同定(A社のこれまでの経緯と旅客意識の把握;鉄道従業員の意識と案内行動の把握)
第3部 目標行動の同定と組織規範化に向けた検討(目標行動の試案とその効果検証;目標行動の実現可能性と社会的受容性 ほか)
第4部 行動変容支援としての教材・指導法の開発と効果検証(目標行動の促進教材の開発と効果検証;B社での教材の汎用性と長期的効果の検証 ほか)
第5部 総括(全体的考察)
著者等紹介
山内香奈[ヤマウチカナ]
2000年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。2018年博士(教育学)東京大学。川村学園女子大学助手、公益財団法人鉄道総合技術研究所上席研究員を経て、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科准教授。専門は心理測定・評価/態度行動変容(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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