目次
日本型近代家族における性別役割分業と男女の働き方
夫婦の性別役割分業に関する社会学的研究の展開
家族のジェンダー研究における理論的枠組み
母親の家庭役割と就業、母親ゲートキーピング研究の展開
母親の雇用形態と父親に対する家事参加の促進
妻の家庭責任意識と父親の育児・家事参加
父親の育児・家事参加に関する社会学的研究の展開
父親は母親ゲートキーピングをどうとらえるのか:データと分析方法
分析1:母親ゲートキーピングを父親はどう受け取るのか
分析2:父親の収入による育児・家事参加要因の相違
父親データの分析結果に対する理論の検討
外部サポートの利用と夫の育児・家事参加
夫のワーク・ファミリー・コンフリクトと妻の相対的資源
ジェンダー化された家庭内役割のゆくえ
著者等紹介
中川まり[ナカガワマリ]
大妻女子大学家政学部ライフデザイン学科准教授。専門は家族社会学・家族関係学。お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了、博士(社会科学)。企業勤務、カリタス女子短期大学、お茶の水女子大学、東京女子大学などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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