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目次
第1部 先行研究の概括 本書の目的(チックと前駆衝動;チック症状のアセスメント・治療法・支援のまとめ;トゥレット症候群のチックへの自己対処と効果―前駆衝動と半随意性に着目して)
第2部 チックへの自己対処はどのように行われているのか(自己対処の実態調査―生活の質や生活満足度への影響(研究1)
チックへの自己対処の分類―チックの性質理解に着目して(研究2)
チックへの自己対処の分類2―他疾患の自己対処との比較を通じて―(研究3)
チックへの自己対処の効果―少数例での検討)
第3部 対処の生じる文脈の影響―自己対処の意味や捉え方への着目(チックへの自己対処の機能と対処の生じる文脈(研究5)
チックへの自己対処を支える日常的な対応やチックへの態度の影響(研究6))
第4部 自己対処の前提となるチック・前駆衝動・強迫症状の性質(チックの出現と前駆衝動の出現の時間的対応関係の分析(研究7)
前駆衝動がチックの抑制や生活満足度に与える影響(研究8)
前駆衝動と抑制能力の関連 前駆衝動への気づきと反すうに着目して(研究9)
トゥレット症候群に特徴的な強迫症状の影響(研究10)
第5部 総合考察―どのように自己対処を行っていくとよいのか(本研究のまとめ;チック・前駆衝動の悪化に対する認知行動モデルの検討;どのように自己対処を行っていくとよいのか;本書の意義と今後の展望)
著者等紹介
松田なつみ[マツダナツミ]
2009年東京大学教育学部教育心理学コース卒業。2011年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース修士課程修了。2014年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程修了、博士(教育学)。2014年東京大学医学部附属病院こころの発達診療部臨床心理士。2017年東京大学大学院医学系研究科こころの発達医学分野日本学術振興会特別研究員。現在、白百合女子大学人間総合学部発達心理学科講師。専門は臨床心理学・発達臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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