出版社内容情報
生活に彩りやアクセントを与え、豊かなライフスタイルを支える嗜好品に潜む謎と魅力を読み解く。コーヒー、和菓子、チョコレートなど日本と世界の嗜好品を対象に歴史学、日本語学、社会学といった学問分野からアプローチする入門書。
成蹊大学文学部学会[セイケイダイガクブンガクブガッカイ]
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目次
第1部 世界の嗜好品(コーヒーか、紅茶か―トルコにおける嗜好飲料の変遷、歴史学からのアプローチ;「食べる」チョコレートはどのように生まれたのか―イギリスの役割、歴史学からのアプローチ;アメリカにおける禁酒運動の担い手は誰だったのか―歴史学からのアプローチ;たばこを吸うのは権利か―アメリカにおける喫煙と権利の問題、社会学・歴史学からのアプローチ;イスラーム教徒の好きな嗜好品はなにか―インドネシア人の分析、社会学からのアプローチ)
第2部 日本の嗜好品(奈良時代の人々は肉わ食べていたのか―歴史学からのアプローチ;和菓子の包装紙の文字はなぜ読みにくいのか―日本語学からのアプローチ;日本人の好きな嗜好品はなにか―アンケートとイラストの分析、社会学からのアプローチ;たばこはスポーツとどう関わってきたのか―彩りから禁止への変遷、社会学からのアプローチ)
著者等紹介
小林盾[コバヤシジュン]
成蹊大学文学部現代社会学科教授。東京大学文学部卒、東京大学大学院人文社会系研究科単位取得退学、シカゴ大学社会学研究科博士候補。学位:修士(社会学)。専門:数理・計量社会学、文化、社会的不平等
中野由美子[ナカノユミコ]
成蹊大学文学部国際文化学科教授。一橋大学社会学部卒、一橋大学大学院社会学研究科修了。学位:博士(社会学)。専門:アメリカ社会史、先住民史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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