出版社内容情報
中国伝来の隠逸の心とその生活が韓国文化に活かされ独自の展開をする様子を解明。詠物、帰去来、水辺の隠逸主題に分けて論じた労作。
朴 美子[パク ミジャ]
著・文・その他
目次
第1章 詠物における隠逸の心(中国文学に見られる「菊」の様相―陶淵明を中心として;韓国高麗時代の詩における「菊」の様相―比較文学の観点から;楊万里における「荷」の存在と特徴 ほか)
第2章 「帰去来」の隠逸の生活(「帰去来」類型とその独自性の確認;韓国の古典文学に見られる「帰去来」―中国における帰去来の類型との比較観点から;李仁老の帰去来の心と人生観―比較文学の観点から ほか)
第3章 水辺における隠逸の生活(孟浩然の自然詩に関する一考察―舟行の詩を中心に;中国文学における「漁父」の基礎的考察;林椿の「漁父」詩考 ほか)
著者等紹介
朴美子[パクミジャ]
文学博士。熊本大学大学院人文社会科学研究部(文学系)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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