『尋常小学算術』と多田北烏―学びはじめの算数教科書のデザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759920208
  • NDC分類 375.9
  • Cコード C3037

内容説明

昭和初期の優れた国定の算数教科書である『尋常小学算術第一学年児童用上』を検証。緑表紙の全作画を担当した多田北烏の業績を明らかにし、同教科書の画像を分析・検討することによって、現代の算数教科書の画像のあり方について提言を行った。

目次

第1章 「尋常小学算術」の画家
第2章 『尋常小学算術第一学年上』のデザイン―『カズノホン一』との比較を通して
第3章 出版美術の先駆者多田北烏
第4章 昭和初期の印刷
第5章 現代の第1学年用算数教科書のデザイン
補章 『尋常小学算術』における「数理思想」と「数概念の教授法」

著者等紹介

上垣渉[ウエガキワタル]
三重大学名誉教授、岐阜聖徳学園大学教授、日本数学教育史学会会長。1948年兵庫県生まれ。1972年東京学芸大学大学院修士課程修了

阿部紀子[アベノリコ]
岐阜聖徳学園大学短期大学部非常勤講師。1948年静岡県生まれ。1992年上越教育大学大学院修士課程修了。2005~12年愛知江南短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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