ケアリング研究へのいざない―理論と実践

ケアリング研究へのいざない―理論と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784759918243
  • NDC分類 150.4
  • Cコード C3037

内容説明

ケアする者とケアされる者の関係を理論と豊富な現場の事例から読み解く。教育学・心理学・看護学・社会福祉学・社会学・宗教学の視点から「ケアリング」概念の重要性を探る。

目次

序章 学際的領域としての「ケアリング研究」の可能性
第1章 「ケアリング」についての哲学的=人間学的‐考察―ミルトン・メイヤロフの『ケアの本質』を中心に
第2章 教育における心理学の役割とケアリング概念―学習者に必要なケアリングとは何か
第3章 学校保健領域におけるケアリング―担任と養護教諭がかかわったメンタルヘルスケアの事例から
第4章 小児看護領域におけるケアリング―障がいのある子どもと親の事例から
第5章 ソーシャルワーカーからみたケアリング―在宅介護現場の事例から
第6章 感情社会学とケアリング―感情労働とケアについて考える
第7章 宗教とケアリング―宗教教育とスピリチュアル・ケアに関する一考察
第8章 メイヤロフのケアリング概念における徳論の一考察―ボルノーの徳論および小・中学校の道徳教育の内容項目と対比しつつ
終章 「ケアリング」という視点について

著者等紹介

吉原惠子[ヨシハラケイコ]
兵庫大学生涯福祉学部社会福祉学科教授。東京大学大学院教育学研究科教育学専攻教育社会学専修博士課程修了(教育学修士、社会学修士)。専門分野は教育社会学、社会学(ジェンダー論)、高等教育論

広岡義之[ヒロオカヨシユキ]
兵庫大学健康科学部健康システム学科教授。関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了(博士(教育学))。専門分野は教育哲学、道徳教育、教育人間学、教育思想史、人間形成論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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