目次
第1章 日本語講座開設の背景:黎明期のヨーロッパの戦略(日本語講座開設の目的と展開:ドイツの場合;日本認識と日本語講座:オーストリア、ハンガリー、フィンランドの場合;日本語講座の展開と社会背景:黎明期のイタリアの事例;総括)
第2章 文化事業としての日本語講座支援と実態(支援の基盤と概況;日本人講師の着任状況;講師をめぐって;講師謝金;教育の実態:授業と受講生)
第3章 日本人講師の事例(日本語教授経験を有して渡欧した講師:村田豊文;語学教育に徹した講師:岩倉具実;注目された講師:桑木務)
第4章 日本語講座の諸相(対欧文化事業と日本人講師;講座の目的;対外広報宣伝活動としての文化事業;日本語講座開設に対するドイツ側の認識;総括)
著者等紹介
小川誉子美[オガワヨシミ]
早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。筑波大学大学院地域研究研究科修了。ブルガリアソフィア大学、フィンランドヘルシンキ大学で日本語講座を担当(国際交流基金派遣)。現在、横浜国立大学留学生センター教授。博士(政策・メディア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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