高校生の性と友人関係に関する教育臨床的研究

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  • サイズ B5判/ページ数 215p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784759917574
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C3011

内容説明

高校生の性に友人関係はどのような影響を与えているか。また、性に関する援助に友人関係の機能は活用可能かについて、教育臨床の視点から検討した実証的研究。

目次

第1部 理論的検討―思春期・青年期の性に関する先行研究の検討ならびに本研究の目的(思春期・青年期の性に関する先行研究の検討;本研究の目的)
第2部 実証的検討1―高校在学中の性と友人関係との関連性の実証的検討(友人関係の重要性の検討;親しい友人関係との関連;友人関係全般との関連;親子関係と友人関係の関連性の違い;性交経験後の友人関係の変化)
第3部 実証的検討2―高校生が友人間で行なう性に関する援助の実証的検討(友人間の援助ニーズ、被援助経験、被援助満足感の構造とその関連(研究6)
友人からの被援助場面における情緒的反応(研究7)
教師に対する援助ニーズと友人に対する援助ニーズの違い)
第4部 総合的考察:本研究の結論と今後の展望

著者等紹介

五十嵐哲也[イガラシテツヤ]
1976年北海道生まれ。1998年東京学芸大学教育学部卒業。2001年筑波大学大学院修士課程教育研究科修了。2005年筑波大学大学院博士課程教育学研究科修了、博士(教育学)取得。2006年国立精神・神経センター精神保健研究所心身医学研究部流動研究員。2007年北海道情報大学医療情報学科講師。2008年~愛知教育大学教育学部養護教育講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kenitirokikuti

9
「高校生の性」に関する論文。未成年の性を「非行(逸脱行動)」として扱うのではなく、スクールカウンセリングなど教育臨床の立場から眺めたもの▲やはり性差というものは大きく、この領域でも男と女はとても異なっている/「複数人との性交経験者」について。そうした男子は社交スキルが高い傾向がある(ぼっちは童貞だし、脱童貞は自己顕示欲を満たす)。女子の場合は対人関係における不全感の代償として性交経験を行う側面がある。女子にとっては、親子関係(特に母娘関係)が安定した感情との関連が深いようである。 /2009年刊行。2018/04/10

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