再帰的事象の認識とその発達に関する心理学的研究

再帰的事象の認識とその発達に関する心理学的研究

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  • サイズ A5判/ページ数 185p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759916591
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C3011

目次

第1章 序論:本書の目的と構成(はじめに;概念の定義と枠組み;本研究で検討する知能;本書の構成)
第2章 論理‐数学的知能に関する再帰的事象の認識(論理的な再帰;研究1―再帰呼び出しを含む手続きの処理の難しさ;研究2―再帰的な考え方による複雑な問題の解決可能性)
第3章 社会的知能に関する再帰的事象の認識(1)―二次の心的状態をいつ頃から理解できるようになるか?(二次の心的状態の理解とは?;研究3―児童期における二次の心的状態の理解;研究4―幼児期における二次の心的状態の理解;二次的信念課題のまとめ)
第4章 社会的知能に関する再帰的事象の認識(2)―社会的場面における二次の心的状態の理解の重要性(さまざまな認知能力との関連;研究5―うそと冗談の区別;研究6―他者の行為の道徳的判断;コミュニケーションにおける高次の心的状態の理解)
第5章 全体的考察(前章までのまとめ;再帰的事象の認識の深化;今後の展望)

著者等紹介

林創[ハヤシハジム]
1973年大阪府吹田市に生まれる。1998年京都大学教育学部教育心理学科卒業。2000年日本学術振興会特別研究員(DC1)。2003年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、京都大学博士(教育学)。2003年日本学術振興会特別研究員(PD)。2006年京都大学高等教育研究開発推進センター教務補佐員。日本教育心理学会城戸奨励賞(第51号)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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