出版社内容情報
秘史言語の実詞の中で従来問題にされることのなかったo~nの交替を示す語幹の全面的検討を行い、その解明に努めた。『元朝秘史』の共時面に立っての研究である。
目次
第11講 実詞語総検(2)(人称代名詞語;指示代名詞語;疑問代名詞語;数詞語;副詞的実詞語;数詞語補足)
第12講 実詞の語幹(0~n交替語幹総検;問題の存在;0~n交替語幹の実態;0フォームとnフォームについての総括)
第13講 実詞の格変化(1)(普通格変化)
著者等紹介
小沢重男[オザワシゲオ]
1926年8月18日東京に生れる。1947年3月東京外事専門学校蒙古科卒業。1951年3月東京大学文学部文学科言語学科卒業。1951年4月より東京外国語大学に奉職し、モンゴル語の教授・研究に従事し1989年3月に退官。その間、多くの著書・論文を発表。東京外国語大学名誉教授の他、モンゴル国立ウラーン・バートル大学名誉教授、内蒙古大学名誉教授、モンゴル科学アカデミー海外会員・国際モンゴル学会会長・日本モンゴル学会名誉会長
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