目次
序章 本研究の主題と方法
第1章 「プロジェクト・メソッド」の構想―教科・プロジェクト・活動
第2章 キルパトリック「プロジェクト・メソッド」に対するデューイの影響―「投企」としての「プロジェクト」
第3章 「個別教授」における教科と「プロジェクト」―プロジェクト・メソッド批判の論理とその妥当性
第4章 キルパトリック教育思想における「協同」概念の再検討―G.H.ミードの理論的影響を中心として
第5章 プロジェクト・メソッドのドルトン・プランに対する影響―伝統的カリキュラムから「統合カリキュラム」へ
第6章 「プロジェクト」と「プログラム」―ボーダのプロジェクト・メソッド批判に対するキルパトリックの反論
第7章 キルパトリックによるプロジェクト・メソッドの実践―コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジにおける授業を中心として
第8章 1918年以後におけるプロジェクト・メソッド論の展開と変容―教授原理の確立
終章 「理想」としてのプロジェクト・メソッド
著者等紹介
佐藤隆之[サトウタカユキ]
1966年東京都生まれ。1989年早稲田大学教育学部教育学科教育学専修卒業。1993年シカゴ大学大学院社会科学系教育学専攻修士課程修了。1996年早稲田大学教育学部助手。1998年早稲田大学大学院教育学研究科博士課程(教育基礎学専攻)単位取得退学。2000年玉川大学文学部専任講師。2002年玉川大学教育学部専任講師
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