出版社内容情報
職務満足感のストレス反応への効果について、調査研究・個別事例により詳細検討し、ストレス反応低減のための具体的手法、職場ストレス対策への応用可能性を紹介する。
内容説明
本書では、産業・組織心理学において数多くの検討が行われている「職務満足感」を、心理ストレス研究の枠組みで捉え、職務満足感と心理的ストレスとの関連について、調査研究及び個別事例を通して検討を行った。
目次
第１部 職務満足感に関する研究の動向（産業・組織心理学における職務満足感；ストレス研究における職務満足感 ほか）
第２部 職務満足感と心理的ストレスに関する検討１―個人を対象とした検討（職務満足感の機能に関する検討（研究１）
職務満足感と心理的ストレスとの関連に関する検討（研究２））
第３部 職務満足感と心理的ストレスに関する検討２―組織（職場集団）を対象とした検討（職務満足感と心理的ストレスとの関連に関する部署別の差異の検討１（研究３）―調査による検討
職務満足感と心理的ストレスとの関連に関する部署別の差異の検討２（研究４）―半構造化面接による検討）
第４部 総合的考察（職務満足感の定義に関して；ストレス研究における職務満足感について ほか）
著者等紹介
島津美由紀［シマズミユキ］
１９７０年京都市生まれ。１９９３年早稲田大学第一文学部心理学専修卒業。１９９７年早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。２００１年早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程修了。２００１年ソニー株式会社厚木健康開発センター（現在に至る）。淑徳大学社会学部非常勤講師（１９９７年～）。臨床心理士、博士（文学）早稲田大学大学院文学研究科。専攻は臨床心理学、産業・組織心理学
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