近世前期のてにをは書研究

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  • サイズ A5判/ページ数 594,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784759914290
  • NDC分類 815.7
  • Cコード C3081

内容説明

てにをは書を通して日本人の言語意識を探るとしても、これらの書物は著者の明確でないものがあり、言語意識云々の前に、その書がいかなる目的で著され、いかように受容されて現在我々が目にするものに成長したのかが明らかにされる必要がある。本書は、てにをは書の国語学史的研究論文集である。

目次

はじめに―てには秘伝と連歌論
第1部 てにをは秘伝書研究(手爾葉大概抄の成立時期;手爾葉大概抄の研究 ほか)
第2部 てにをは書研究(『古今集和歌助辞分類』と『百人一首歌のこころ』;『古今集和歌助辞分類』と『和訓栞』―『和訓栞』所引の資料として ほか)
第3部 古辞書・仮名遣い書の研究(易林本節用集の「イ」「ヰ」、「ヲ」「オ」、「エ」「ヱ」部成立と「仮名文字遣」;文明本節用集年時注記考証 ほか)

著者等紹介

根上剛士[ネガミツヨシ]
静岡県沼津市出身。昭和9年9月10日生。東京教育大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了。東京都立高等学校教諭。埼玉大学教授(名誉教授)。東洋大学教授
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