内容説明
本書では、個々の事例を大切にし、実践についての詳細を示しつつ、そこから得られる「普遍」への理解が語られている。
目次
第1章 文献展望と本研究の位置づけ(問題と目的;事例研究法による母子関係修復過程の研究;本論文の研究方法と研究資料)
第2章 実践例からみる母子関係の修復過程(幼児期における母子関係の修復過程;学童期における母子関係の修復過程;青年期における母子関係の修復過程)
第3章 総合的考察(母子関係修復過程にみられる各年代の特徴;母子関係修復の援助技法;本章のまとめと今後の課題)
著者等紹介
田畑洋子[タバタヒロコ]
1941年大阪府茨木市に生まれる。1963年京都大学教育学部卒業。1965年京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。1986年日本福祉大学、名古屋女子大学等の非常勤講師を経て、名古屋女子大学家政学部専任講師。1999年京都大学より博士(教育学)の学位を授与される。2000年名古屋女子大学文学部教授を経て、人間環境大学人間環境学部精神環境専攻教授、現在に至る。専攻は臨床心理学
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