内容説明
本書は、子どもの向社会的行動における自己統制の役割とその規定要因について、社会性の発達と自己の発達に関する研究を統合的に捉え直す観点から研究を行ったものである。
目次
第1部 序論(本研究の位置づけ;本研究の課題と視点;本研究の目的)
第2部 実証的検討:向社会的行動における自己統制の役割とその規定要因の検討(自己統制尺度の構成;自己統制とその規定要因の検討;実験的検討:対人相互作用過程における自己統制の変容;実験的検討:自己統制の質的検討―課題の性質が自己統制に及ぼす影響;自己統制の発達と認知過程;児童期以降の自己統制の構造の変容;日常生活場面における自己統制の質的検討)
第3部 総合的考察(総括的考察;研究のまとめと今後の展望)
著者等紹介
中田栄[ナカタサカエ]
1969年岡山県に生まれる。1996年鳴門教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了。1998年日本学術振興会特別研究員(DC)。1999年兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。博士(学校教育学)。日本学術振興会特別研究員(PD)となる。現在、兵庫教育大学講師(大学院学校教育研究科非常勤講師)。主要著書に『視聴覚教育の理論と方法』(共著、ナカニシヤ出版)。『心理検査ハンドブック』(共著、ナカニシヤ出版)。『保育における人間関係』(共著、ナカニシヤ出版)。『社会性の心理学』(共著、ナカニシヤ出版)。『スクールカウンセリング:実践へのアドバイス』(共著、ナカニシヤ出版)他
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