内容説明
本書は、児童期、青年期、成人期の各発達段階におけるストレスと適応上の諸問題について広範囲に焦点を当てようとするものである。特に、劣等感や要求水準との関係、種々の疾病と対峙している人々の睡眠とその心理的環境、妊産婦や留学生といった特定の状況にある人々のストレス、及びその対処やサポートのあり方などについて指摘し、来るべき21世紀の教育・社会への適切な示唆・指針となることを願うものである。
目次
第1章 子どものストレスと劣等感
第2章 青年期のストレスと適応性
第3章 現代人のストレスと愛と孤独
第4章 入院患者のストレスと睡眠
第5章 妊産婦のストレスと母性性
第6章 留学生のストレスと適応