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内容説明
本書では、重度知的障害児の行動研究を行った結果を基礎に、自己対象反応と合目的性に着眼した「障害児の指導のための発達診断」を考案する。
目次
序章 本研究の目的および障害児の発達診断に関して
第1章 合目的性概念による発達診断・検査法の検討
第2章 自己対象反応を指標とした知的障害児の行動観察
第3章 環境条件が行動に及ぼす影響に関する実験的研究
第4章 「障害児の指導のための発達診断」の作成
第5章 知的障害児の自己対象反応の傾向、および同傾向からみた3つのタイプの発達特徴に関する研究
第6章 自閉性障害児の自己対象反応の傾向、および同傾向からみた3つのタイプの発達特徴に関する研究
第7章 顕著な自己対象反応傾向をもった知的障害男子の事例
第8章 はじめ顕著な自己対象反応傾向をもった自閉性障害女子の事例
第9章 自己対象反応の乏しい自閉性障害男子の事例
終章 自己対象反応を中心とする行動上の障害の軽減と発達を促す指導について