内容説明
本書は、人間形成と学習環境にかかわる諸課題を歴史的な視点から考察する上で価値をもつ各種映画を研究素材として活用するための条件を整え、かつ研究の手続きと実際を提示することを試みたものである。
目次
総論編(「史料」としての映画研究の対象と視点;学習環境論序説―映画史料のイメージ分析によるアプローチ;映画による啓発政策の展開―「ナトコ」と戦後民主主義;映画に見る対日・対独占領政策―ドキュメンタリー映画論)
映画史料編―場面展開表(『キッド』;『北地のナヌック』;『学校教育』;『優しき力―婦人の職業』;『日出づる国』 ほか)