目次
第１章 藤井高尚の鈴屋入門―本居宣長との交渉をめぐって
第２章 『玉の小櫛』序文の執筆と『消息文例』の成立―藤井高尚宛宣長書簡による考察を中心として
第３章 藤井高尚とその周辺―業合大枝宛書簡の解読を手がかりに
第４章 藤井高尚の文章論―『文のしるべ』と『伊勢物語新釈』を中心として
第５章 『伊勢物語新釈』の方法―藤井高尚の古典研究
第６章 『松の落葉』の刊行と著述祝―中村寛宛書簡の解読を手がかりに
第７章 『松斎遺書』とその成立―業合大枝宛書簡による考察を中心として
第８章 藤井高尚と業合大枝―その師弟の交渉をめぐって
第９章 清水宣昭の源氏物語研究―『玉の小櫛のそへ櫛』・『雨夜物語品定参注』について
