出版社内容情報
遺伝子操作,不老長寿,人工知能,情報技術など,社会に大きなインパクトを持つテクノロジーと,私たちはどうつき合えばよいのか.気鋭の哲学者がSF映画を入り口に,各テクノロジーをめぐる論点を多面的に提示し,社会との関係を考えるヒントを示す.テクノロジーは私たちに幸福をもたらすのだろうか?
内容説明
遺伝子操作、不老長寿、人工知能、情報技術など、社会に大きなインパクトを持つテクノロジーと、私たちはどうつき合えばよいのか。気鋭の哲学者がSF映画を入り口に、各テクノロジーをめぐる論点を多面的に提示し、社会との関係を考えるヒントを示す。テクノロジーは私たちに幸福をもたらすのだろうか?
目次
なぜテクノロジーの未来を考えるのか
子供をつくる―『ジュニア』で考える生殖テクノロジー
よりよい子供をつくる―『ガタカ』で考える遺伝子テクノロジー
生命を創造する―『ジュラシック・パーク』で考えるバイオテクノロジー
薬で頭をよくする―『アルジャーノンに花束を』で考える能力増強テクノロジー
身体を改造する―『ロボコップ』で考えるサイボーグ・テクノロジー
長く生きる―『永遠に美しく…』で考える不老長寿テクノロジー
考える機械をつくる―『2001年宇宙の旅』で考える人工知能
働く機械をつくる―『ターミネーター』で考えるロボット・テクノロジー
データを分析する―『マイノリティ・リポート』で考える情報テクノロジー
人の心を読む―『ブレインストーム』で考えるマインド・リーディング・テクノロジー
薬で幸福になる―『時計じかけのオレンジ』で考える心を操作するテクノロジー
別の世界をつくる―『マトリックス』で考える仮想現実テクノロジー
テクノロジーをめぐる論争
テクノロジーは幸福をもたらすか
6年後の世界
著者等紹介
鈴木貴之[スズキタカユキ]
1973年、神奈川県生まれ。2003年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、博士(学術)。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は哲学(心の哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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