DOJIN文庫<br> 人体、なんでそうなった?―余分な骨、使えない遺伝子、あえて危険を冒す脳

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DOJIN文庫
人体、なんでそうなった?―余分な骨、使えない遺伝子、あえて危険を冒す脳

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  • サイズ A6判/ページ数 340p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784759825206
  • NDC分類 469.4
  • Cコード C0145

出版社内容情報

精巧で緻密――その神秘性までが強調されることの多い「人体」.ところがその端々には不可解で残念な“欠点”が無数に見つかる.人体はゼロから精緻にデザインされたものではなく,進化(突然変異)によるマイナーチェンジを修正しながらなんとか作り上げられてきたものだからだ.本書では,人体が完成とは程遠いままになっている事実を明らかにするとともに,人体進化のまったく新しい見方を紹介する.

内容説明

私たちの進化の歴史は、間違いの繰り返しだ。しかし、それを知ることは愉快でためになる。人体には骨格から生殖系、脳まで、「妥協の産物」があふれているが、すべて長年の進化の結果なのだ。人類進化の40億年をたどる旅を通じて、私たちのできそこないっぷりを称えながら、繁栄の「代償」も解説する。

目次

はじめに:みよ、母なる自然の大失態を
1章 余分な骨と、その他もろもろ
2章 豊かな食生活?
3章 ゲノムのなかのガラクタ
4章 子作りがヘタなホモ・サピエンス
5章 なぜ神は医者を創造したのか?
6章 だまされやすいカモ
エピローグ:人類の未来

著者等紹介

レンツ,ネイサン[レンツ,ネイサン] [Lents,Nathan H.]
ニューヨーク市立大学ジョン・ジェイ・カレッジ教授。生物学を教える。科学の専門家として、「トゥデイ」、ナショナル・パブリック・ラジオ、「アクセス・ハリウッド」、「48時間」、「アルジャジーラ・アメリカ」など全国メディアに出演している。ニューヨーク在住

久保美代子[クボミヨコ]
翻訳家。大阪外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アドソ

9
人体の神秘を崇めたてる趣の本はいくつもあるが、これは人体の不備というか、明らかな設計ミスを面白く伝えている点で珍しい。設計ミスとはいっても、生物の進化は思ったとおりに進むことはなく、偶々起こる遺伝子の複製ミスが生存競争上有利になるか不利になるかという淘汰によって進む。ヒトが農耕などの文明を築いたことで、ビタミンやアミノ酸を作れない個体が生き延びてしまったというのは皮肉だ。ヒトが、極めて子孫を残しにくい生物であるというのも、我々の先祖が結婚という制度を発明したことと関係あるかもしれない。2025/03/06

Go Extreme

2
人間の身体における進化の制約: 解剖学的制約 呼吸の効率 椎間板の問題: 椎間板ヘルニアー人間の椎間板は直立歩行に適しておらず 栄養不足と進化のトレードオフ: アミノ酸生成能力の喪失 食生活の多様性 遺伝的変異と健康: 遺伝子の損傷 偽遺伝子ーヒトのゲノムには多くの壊れた遺伝子→健康問題 女性の繁殖能力と閉経: 繁殖の遅さ 閉経のメカニズム 免疫系の発達とアレルギー: 経済的な認知バイアスー賭博者の錯誤 人間の身体の不完全性は進化の過程における妥協の産物→科学と技術→問題を解決する可能性2025/01/30

toshibo

1
目や神経、骨など、進化する上で、ありあわせのもので間に合わせるしかなく、おかしな構造になっている。遺伝子には、多くのガラクタが含まれている。脳は直ぐにバグる。そんな話がどんどん解説される。。最後は、再生医療、遺伝子治療など、最先端の技術にも触れられている。時間を忘れてどんどん読み進めてしまう楽しい本でした。2025/05/03

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