出版社内容情報
精巧で緻密――その神秘性までが強調されることの多い「人体」.ところがその端々には不可解で残念な“欠点”が無数に見つかる.人体はゼロから精緻にデザインされたものではなく,進化(突然変異)によるマイナーチェンジを修正しながらなんとか作り上げられてきたものだからだ.本書では,人体が完成とは程遠いままになっている事実を明らかにするとともに,人体進化のまったく新しい見方を紹介する.
内容説明
私たちの進化の歴史は、間違いの繰り返しだ。しかし、それを知ることは愉快でためになる。人体には骨格から生殖系、脳まで、「妥協の産物」があふれているが、すべて長年の進化の結果なのだ。人類進化の40億年をたどる旅を通じて、私たちのできそこないっぷりを称えながら、繁栄の「代償」も解説する。
目次
はじめに:みよ、母なる自然の大失態を
1章 余分な骨と、その他もろもろ
2章 豊かな食生活?
3章 ゲノムのなかのガラクタ
4章 子作りがヘタなホモ・サピエンス
5章 なぜ神は医者を創造したのか?
6章 だまされやすいカモ
エピローグ:人類の未来
著者等紹介
レンツ,ネイサン[レンツ,ネイサン] [Lents,Nathan H.]
ニューヨーク市立大学ジョン・ジェイ・カレッジ教授。生物学を教える。科学の専門家として、「トゥデイ」、ナショナル・パブリック・ラジオ、「アクセス・ハリウッド」、「48時間」、「アルジャジーラ・アメリカ」など全国メディアに出演している。ニューヨーク在住
久保美代子[クボミヨコ]
翻訳家。大阪外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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