出版社内容情報
ゴミすてばの奥深くで、こわれた小さなロボットが目をさまします。どうしてここにいるのかは、思い出せません。でも、ここは自分の居場所じゃない――ロボットは、静かに歩きはじめます。
記憶をたどりながらようやく見つけたのは、むかし人間と暮らした家。でも、あのころとは違っていました。そこには新しいロボットがいたのです。こわれたロボットは、来た道をひきかえすことにしました・・・
傷ついても、すてられても、それで終わりじゃない。
自分らしさを見つけて、きっとまた光のさす場所にたどりつくことができる。
そんな希望を灯してくれる、あたたかな物語。
家族や自然、自分らしさをテーマにした心に残る物語で世界中の読者を魅了する、ジョー・トッド=スタントン。
彼が描く切ないロボットの姿は、消費社会で生きる私たちへの問いかけのようにも感じられます。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
139
これは大好きな絵本。切なくて、哀しくて、希望も夢もあって、感情が沈んだり救われたりしながら物語は進んでいく。読み終わり表紙を見返すと、そこに伝えたいすべてが描かれているよう。アニメーションでも観てみたい。まいごのロボットはなぜ記憶をなくしたのだろう。なぜ傷つき、真っ暗な世界へ突き落とされたのだろう。明確な答えは分からないままになっているが、人間とはそんなものなのだろうという絶望。心臓ではなく電気で動く存在をどう扱うのか、未来にこの絵本の残酷さは増すのかもしれない。より非情な世界になっているかもしれないが。2026/04/04
-
- 洋書電子書籍
- 『ガールズ・イン・ティアーズ:涙がとま…




