出版社内容情報
魔法の鏡はこたえます…あなたはたいへん美しい。けれど白雪姫はあなたの100倍美しい!
むかしむかし、赤ちゃんがほしいとねがうお妃さまのもとに、雪のように白くうつくしいお姫さまが生まれました。王さまとお妃さまはたいへんよろこび、その子に白雪姫と名をつけました。ところがまもなくお妃さまが亡くなり、そこへやってきたのは自分のことが大好きでうぬぼれやの魔女でした。毎日魔法の鏡にむかっては、こうたずねます。「鏡よ鏡、この世でいちばんうつくしいのはだれかしら?」 魔女は、いつだって自分がいちばんうつくしいと信じていたのですが・・・
魔女に命をねらわれて毒リンゴを食べてしまう、ちょっぴりこわい「白雪姫」をあわくやさしいタッチのイラストで描きます。さらに著者は番外編として、ゆかいなこびとと白雪姫がパーティーをひらくショートストーリーを加えました。3つのクイズも収録。
名作昔話を、こわすぎず、親しみやすく、現代にむけてアレンジした「世界の美しいおとぎ話」シリーズ4冊目。海外のお人形を思わせる大きな瞳、儚げな表情…アン・レイセンが描くイラストは、どこか影のある美しさを感じさせます。聞いたことはあるけどストーリーは知らない…そんな大人にも、おとぎ話の世界が広がるきっかけに。
内容説明
むかしむかし…雪のように白く、うつくしいお姫さまが生まれました。名前は白雪姫。まもなくお妃さまが亡くなり、白雪姫のもとにやってきたのは自分のことがだいすきで、うぬぼれやの魔女でした。毎日魔法の鏡にむかっては、ほれぼれとして、こうたずねるのです。「鏡よ鏡、この世でいちばんうつくしいのはだれかしら?」。夜空のようにかがやく髪、バラのように赤いくちびる。語りつがれてきた白雪姫のおはなしとこびとたちの特別なショートストーリー、まちがいさがし、めいろなど楽しい4つのおまけ付!
著者等紹介
レイセン,アン[レイセン,アン] [Leysen,An]
絵本作家。1972年生まれ。ベルギーのトゥルンハウトにある美術学校で服飾デザインの教師を務めながら、絵本の創作を行っている。独自の観点で再話した「世界の美しいおとぎ話」シリーズは多くの言語に翻訳されている。ほかにも多数の作品を発表
山下愛純[ヤマシタアズミ]
英語とイタリア語の翻訳者。滋賀県生まれ、東京外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。