出版社内容情報
この本のなかには、惑星(つまり地球)のいまの状態について、なんの希望ももてないようなメッセージがつまっているわけじゃない。気候変動は、みんなや、みんなの小さな妹や、アービングおじさんのせいだといっているわけでもない。あまりにも大きすぎてどうにもならないような困った問題を伝えるつもりもないよ。そうそう、「絶滅」なんて言葉はほとんど出てこないんだ。それどころか、この本を読めば、みんな希望がもてるようになるかもしれない。もしかすると、幸せだと思うかもしれない! みんなと地球上のすべてのものの、びっくりするようなつながりを探検する旅にしゅっぱーつ!
内容説明
これは環境についてのふつうの本とはちがうよ。それに、地球はふつうの惑星じゃないからね。テレビゲームがゴリラとつながっていて、ミツバチが世界平和の助けになり、バスがうんちを燃料にして走り、ヤモリが外科医にばんそうこうの秘密を教えてくれる世界。願いがかなうかもしれないし、食べ物も、エネルギーも、都市も、幸せまでも、とてもたくさんのものが持続可能な世界。
目次
1章 ファストファッション―そろそろスローで行こう!
2章 おなかをすかせた星―満腹にさせて!
3章 最新技術の星―サイバー革命だ!
4章 人間の力―みんなから出るエネルギー!
著者等紹介
ケルシー,エリン[ケルシー,エリン] [Kelsey,Elin]
ビクトリア大学環境学部の非常勤講師をしながら、国際的な環境プロジェクトのコンサルタントもつとめる。カリフォルニア州パシフィック・グローブで、家族とともに「地球1個分の」生活をしようとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。