出版社内容情報
ヘンリーは、しりたがりやの男の子。なかでも、自分がどこからきたのかパパとママに何度もたずねます。「カラスがはこんできたんじゃなかったっけ?」「いいえ、はこんできたのはようせいさんよ」「そうじゃない、かごにはいってかわをながれてきたんだ」 さいごにパパが教えてくれた本当の答えとは…?
内容説明
ヘンリーはしりたがりやのおとこのこです。まいにち、パパとママにいろんなことをたずねます。なかでも、ヘンリーがパパとママになんどもなんどもたずねることがあります。それは「ぼく、どこからきたの?」ということです。
著者等紹介
オレアリー,サラ[オレアリー,サラ] [O’Leary,Sara]
カナダの作家。大人向けの小説や戯曲も書いており、大学で教鞭もとっている
モースタッド,ジュリー[モースタッド,ジュリー] [Morstad,Julie]
カナダのイラストレーター、絵本作家。『ぼくがちいさかったとき』(化学同人)、『わたしのかぞく みんなのかぞく』『じぶんのきもち みんなのきもち』(ともにあかね書房)、『サディがいるよ』(福音館書店)などの絵本の文を手がける
すぎもとえみ[スギモトエミ]
絵本の翻訳に、『ぼくがちいさかったとき』(化学同人)、『ねえ、きいてみて!みんな、それぞれちがうから』(汐文社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
23
「ぼく、どこからきたの?」という、とてもシンプルな子どもの疑問に、お父さんとお母さんが交互に答えます。 それはユーモアに満ちていて、ふざけているようにも遊んでいるようにも思えます。 そして、最後には最高な答えが準備されていました。 お父さんとお母さんに望まれて産まれてきたのだと、安心感に満ちた回答でした。 でも、子どもはそこまで待てるだろうかというのが、素朴な疑問です。 考えようによっては、子どもを傷つけるような、混乱させるような、おふざけが長いからです。 2023/08/06
メープル
13
息子と娘に読み聞かせ。しりたがりやのヘンリーの「ぼく、どこからきたの?」の質問にパパとママが答えていくおはなし。なかなかユニークな回答にほっこり。2023/08/02
たくさん
0
軽い感じで少しくだらないようなぐだぐだ話が繰り返される。時間稼ぎかっていうか壮大な寄り道のように。好奇心っていうのは大事。それにこたえるために嘘で答えるっていうのははたから見ていると誠実でなくて少し嫌気がする。でも、本当を答えるのは一度しかないならば一番いいものを与えてあげたいそういう気持ちが伝わってくるような本ですね。2023/11/20