出版社内容情報
あぶない動物は、するどい牙のある、強大な猛獣だけじゃない! 大群になって獲物をしとめるアリや、世界有数の猛毒生物であるクラゲ、猛禽類最速で飛ぶハヤブサなどさまざまな動物が、危険な強みをいかして、獲物や敵へと立ち向かい、生きぬいている。そんな最恐な動物たちを、テーマごとに紹介。ベン・ロザリーが描く繊細なイラストから、動物たちの迫力が伝わってくる。
内容説明
地球上でもっとも恐ろしい動物の武器はなんだろう。イリエワニの強いあご、オウギワシの世界最長級のかぎ爪など、この本で目にする動物の多くはほかの動物にとって危険な体の構造になっている。けれども、カメレオンやアリのどこがそれほど危険なのだろうか。そして、ちっぽけなのに、人間にとってもっとも危険な動物とはなんだろうか。「銀の絵筆賞」受賞イラストレーターベン・ロザリーが描く、ときには驚くほど危険だけれど目を見張るほどみごとな動物たちのリアルな世界をのぞいてみよう。
目次
するどい牙や爪
孤独なハンター
チームワーク
スピード勝負
目にもとまらぬ一撃
待ち伏せ上手
なりすまし
猛毒注意
命知らず
小さな運び屋
著者等紹介
ロザリー,ベン[ロザリー,ベン] [Rothery,Ben]
英国のノリッジ出身。南アフリカのケープタウンで暮らしたこともある。精密なディテールを生き生きとした色使いで描きだすイラストレーター。『Hidden Planet:イラストレーターから地球へのラブレター』はオランダ語圏で出版されたすぐれた児童書に与えられる「銀の絵筆賞」を受賞
久保美代子[クボミヨコ]
大阪府出身、滋賀県在住の翻訳家
今福道夫[イマフクミチオ]
東京都出身。動物行動学者。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。