出版社内容情報
ふくろう、こまどり、のねずみ、はりねずみ、りす。5匹は大の仲良しです。けれども冬が近づくと、みんな悲しそう。はりねずみが長い長い冬眠に入るので、クリスマスをみんなでお祝いできないのです。ある年の冬、こまどりがいいことを思いつきます。動物たちの心あたたまる友情を描いた物語。
内容説明
春の雪ってなぁに？動物たちの友情に心あたたまる絵本。
著者等紹介
デデュー，ティエリー［デデュー，ティエリー］ ［Ｄｅｄｉｅｕ，Ｔｈｉｅｒｒｙ］
１９５５年生まれ。広告業界で働きながらアマチュアの絵本作家として活躍していたが、２００４年からは子どもの本の制作に専念している。Ｓｅｕｉｌ ｊｅｕｎｅｓｓｅ社で約４０の作品を生み出すなど多作で知られ、本によって大きく異なる表現方法や文体を採用している。生涯を通じた功績を称え、多くの賞を贈られている。フランス南西部のジェール県在住
やまもとみき［ヤマモトミキ］
岐阜県生まれ。一般企業に勤務したのち、実務翻訳関連の仕事に携わる。現在は絵本や児童書などの翻訳に活動の幅を広げている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
41
ふくろう、こまどり、のねずみ、はりねずみ、りすの友情のお話。冬場に冬眠して一緒に祝うことが出来ないはりねずみのために、皆で知恵を出し合ってサプライズするのがとても良かったです。相手を想う気持ち、そしてその相手を想う時間は、自分の人生にもプラスとなります。気持ちが優しくなれるストーリーに、絵がとても素敵で、隅々まで堪能しました。2021/12/30
ヒラP＠ehon.gohon
27
クリスマスは、お友だちと楽しくお祝いするものだと思っていたのですが、確かに参加できない動物がいることに気づきました。 この絵本は、その意味では現実感があります。 クリスマスの前に冬眠に入ってしまうお友だちのために、みんなが会える春にクリスマスを行なおうというのです。 それだけ、クリスマスば重大イベントなのですね。2022/12/27
Roko
26
なかよしなのに、はりねずみさんは冬になったら冬眠してしまうから、これまでは一緒にクリスマスを楽しめなかったのがみんなの心残りでした。ふくろう、こまどり、のねずみ、はりねずみ、りすの5匹みんなで楽しいクリスマスをどうしたら過ごせるのかを一生懸命に考えました。そして、いいアイデアを思いついたのです。動物たちの可愛い姿に心が温まりました。この友情がずっと続きますように！#NetGalleyJP2021/11/25
うー
18
〈絵本〉ふくろう、こまどり、のねずみ、はりねずみ、りすはとっても仲良し。『５本の指のようにひとつに結びついて』という表現、ステキ。絵もリアルで遊び心に溢れていて癒されたー💛2022/02/11
おはなし会 芽ぶっく
15
クリスマスに読めて良かった。リアルに近い絵に感動。ハリネズミだけが一緒にクリスマス（冬眠中）を過ごせないということで、仲間たちが工夫する優しさが素晴らしい。 池袋のジュンク堂の冊子で知ったブックサンタ！紹介されている本。来年は登録しよう！2021/12/26
