出版社内容情報
もしも「古代生物水族館」をつくるとしたら……それも日本近海に生息した水生生物の水族館を.そんな妄想のような水族館の紙上建設が,いよいよ現実味を帯びてきている.この水族館を構成すると目される,日本各地の絶滅した水生生物にまつわる研究の紹介をとおして,発掘調査を始めるまでの手続き,化石発掘の手法,クリーニングから復元,論文発表まで,知られざるエピソードともに,古生物学研究の醍醐味を大いに語る.「古代生物水族館」完成に向けた研究は,まだまだ続く.
内容説明
もしも「古代生物水族館」をつくるとしたら…それも日本近海に生息した水生生物の水族館を。そんな妄想のような水族館の紙上建設が、いよいよ現実味を帯びてきている。この水族館を構成すると目される、日本各地の絶滅した水生生物にまつわる研究の紹介をとおして、発掘調査を始めるまでの手続き、化石発掘の手法、クリーニングから復元、論文発表まで、知られざるエピソードとともに、古生物学研究の醍醐味を大いに語る。「ジュラシック水族館」完成に向けた研究は、まだまだ続く。
目次
第1章 化石からどうやって「古代生物水族館」を構築するか
第2章 私の古生物学事始め
第3章 いざ、発掘へ
第4章 魚竜を釣る
第5章 魚竜のおとしもの
第6章 思わぬ発見の数々
第7章 水生動物としての恐竜
第8章 化石発掘の心得
第9章 古生物学者をめざす人のために
著者等紹介
中島保寿[ナカジマヤスヒサ]
1981年、東京都生まれ。2013年、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻修了。博士(理学)。現在、東京都市大学理工学部自然科学科准教授。専門は古生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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