出版社内容情報
ちょっぴりさむい、秋のあさ。オリーとネコのパンプキンは、おちばの山であそうぼうと外にでかけていきました。すると、ぴゅーっと風がふいて、おちばがぶわっ! そこに現れたのは、まいごのちっちゃな黒ネコ。オリーとパンプキンは、黒ネコのおうちを見つけてあげることができるでしょうか?
内容説明
こんどのおともだちは、まいごの子ねこ。かぜがふいて、おちばがぶわっ。ひみつのみちがあらわれました。みちのさきには…。
著者等紹介
キルン,ニコラ[キルン,ニコラ] [Killen,Nicola]
イギリスのケンブリッジ在住。クリスマス・カードのデザイン制作を経て、ケンブリッジ・スクール・オブ・アートで児童書のイラストレーションを学び、修士号を取得。卒業制作で賞を受賞し、以後絵本作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
161
表紙とタイトルに魅かれて読みました。広義(猫のパンプキンと南瓜登場)のハロウィン絵本🎃、海外作家の作品です。絵も綺麗で美しく、所々に仕掛けがあります。 続いて、『オリーとはるかぜのまほう』へ。 https://www.kagakudojin.co.jp/book/b589155.html2021/10/04
なま
13
★3.5 「ハロウィン」という文章やイベントが直接書かれているわけではないが、落ち葉やかぼちゃ、キラキラ輝く芸術的な落ち葉のイラストでハロウィンを予想させる。小学校3~6年位には良いかも。ちょっとした仕掛けや、何故ここでタイトルの「落ち葉のまほう」が起こったの?!と物語展開が強引だな??と思いながらすすめながら窓の外を眺めると「あぁ!!だからまほうが起こったのね」と妙に納得。ハロウィンの期待を高めてくれる。4分2022/09/18
図書室のふくろう
8
落ち葉がキラキラと美しい絵本。季節が過ぎて冬になってしまったけれど、秋にまた読んでみたいと思いました。落ち葉がキラキラと光る演出は、まるで落ち葉が舞い上がっているような錯覚。森の中で出会った迷い猫はいったいどこから来たのか…落ち葉の道を辿るのが楽しい絵本です。2021/12/20
spatz
8
ハロウィンの空気が満載。黒い背景の頁。かぼちゃがたくさん、いろんなところに置かれている。猫の名前もパンプキン。落ち葉。落ち葉が深く重なると、その上に乗ると本当にベッドのようにカサカサ音をたて、フカフカ、そんな秋を体験したことがある。黒っぽい色調に、落ち葉とかぼちゃの鮮やかなオレンジ色が散りばめられ、本当に魔法の力で何かが起きそうな雰囲気が表現されている。 9/6刊行 #NetGalleyJP 2021/08/11
遠い日
6
『オリーとはるかぜのまほう』とともに。ハロウィンの頃を思わせる季節。 オリーと猫のパンプキンが落ち葉の山で出会ったのは小さな子猫。迷子らしいとわかっても、どうやって送り届ければいいのか悩むオリー。 オリーは風を呼ぶ子なのかな?春のお話と同じように、不思議な風が導いた先に見えたもの。もしや!?という読み手の思いもちゃんと掬い上げてくれる細やかさに、うふふふふ。#オリーとおちばのまほう#NetGalleyJP2021/09/24
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