カタニア先生は、キモい生きものに夢中!―その不思議な行動・進化の謎をとく

個数:
電子版価格
¥2,530
  • 電書あり

カタニア先生は、キモい生きものに夢中!―その不思議な行動・進化の謎をとく

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 17時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759820812
  • NDC分類 480
  • Cコード C1045

出版社内容情報

鋭い感覚の鼻をもつホシバナモグラから獲物を麻痺させるデンキウナギまで、生きものたちはユニークで並外れた能力をもっている。本書でカタニア先生は自然界で最も注目すべき「キモい」生きものを面白おかしく、そして魅力的に描く。触手のあるヘビ、小さなトガリネズミ、ゾンビをつくる“宝石バチ”などの行動の背後にある謎に光を当てる。これらの動物を研究することで、生命がどのように進化してきたかについて、深い洞察が得られるだけでなく、科学的発見がいかにワクワクして冒険と楽しみに満ちたものかを本書で示している。中学生・高校生から一般まで「研究すること」に興味のある人はぜひ読んでほしい。

★動画も二次元コードですぐ見られる。

2022 AAAS/Subaru 最優秀科学書賞:ヤングアダルト部門 受賞。

目次
第1章 ホシバナモグラは謎だらけ
三度目の正直/ライオン、トラ、モグラ/ルーキーの洗礼/事件は動物園で起きている/本とサラマンダーとセミナー/カリフォルニアへ

第2章 幸運は備えある者のもとを訪れる
最初のチャンス/百聞は一見にしかず/脳のなかのびっくりハウス/奇妙な動きが星をつくる/発達と進化と『ボールズ・ボールズ』/不可解に包まれた謎/もっと奇妙な秘密

第3章 スティング:詐欺師たちの美しき騙し
デジャヴ/融合する感覚/自殺する魚/最寄りの出口へとにかくダッシュ!/
怯えが死を招く/未来予測/幻の魚/生まれつきの知恵?

第4章 ダーウィンのミミズとワームグランディングの秘密
第一容疑者/早起きは...... /受振器と逃げるミミズ/モグラと杭と雨/動かぬ証拠/謎解きは終わらない

第5章 トガリネズミは小さなTレックス
共通点と多様性/逃げも隠れもできない/闘争か逃走か/脳のゴンドワナ大陸?/シンプル・イズ・ベスト/思考の糧

第6章 500ボルトの衝撃
現代技術の驚異/充電が必要/水中のテーザーガン?/巧妙な手口/木星の月/フンボルトの眉唾話/おかしいな/ゾンビの助けを借りて/パズルのピースはまだ足りない

第7章 ゾンビのつくり方
味方を集める/その後の世代/毒の注入/生ける屍/ホラー映画を撮る/ゴキブリ武道会/「一生の頼みだ,モントレゾール!」

内容説明

鋭い感覚の鼻をもつホシバナモグラに獲物を麻痺させるデンキウナギ、生きものたちはユニークで並外れた能力をもっている。本書でカタニア先生は自然界で最も注目すべき「キモい」生きものを面白おかしく、そして魅力的に描く。ヒゲミズヘビ、小さなトガリネズミ、ゾンビをつくる“宝石バチ”。かれらの行動の背後にある謎に光を当てる。これらの生きものを研究することで、生命がどう進化してきたかについて、深い洞察が得られるだけでなく、科学的発見がいかにワクワクして冒険と楽しみに満ちたものかを本書で示している。

目次

第1章 ホシバナモグラは謎だらけ
第2章 幸運は備えある者のもとを訪れる
第3章 スティング:詐欺師たちの美しき騙し
第4章 ダーウィンのミミズとワームグランディングの秘密
第5章 トガリネズミは小さなTレックス
第6章 500ボルトの衝撃
第7章 ゾンビのつくり方

著者等紹介

カタニア,ケネス[カタニア,ケネス] [Catania,Kenneth]
1965年生まれ。ヴァンダービルト大学教授。ナッシュビル在住。アメリカでは「天才賞」として知られるマッカーサー・フェローを2006年に受賞している。専門は神経科学。ナショナルジオグラフィック誌や日経サイエンス誌にたびたび寄稿している

的場知之[マトバトモユキ]
翻訳家。1985年大阪府生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

80
科学読み物。写真と動画(QRコード付き)あり。顔の鼻先にイソギンチャクのようなピンクの突起をもつ「ホシバナモグラ」水の中で魚を待ち伏せ罠にかける「ヒゲミズヘビ」振動を与えると地中からうじゃうじゃと現れる大量の「ミミズ」馬と戦う「デンキウナギ」小さな肉食獣「トガリネズミ」ゾンビをつくる「エメラルドゴキブリバチ」は宝石のように美しい▽好奇心旺盛でユーモアにあふれた研究姿勢が面白い。警察官の友人トムと一緒に撮った「手錠をかけられた著者と薬瓶を調べる警察官」、ドールハウスでゾンビを作るハチの動画は笑うしかないw2022/11/24

tom

14
学者さんという人種、楽しそうでうらやましい。この本の中で、最も驚いたのは、モグラさんの獲物を捕らえるプロセス。モグラは目が見えない。でも、大好物のミミズを見つけたら、まっすぐ突き進んで喰ってしまう。どうやってるのか。著者は設定を変えて実験した。そして、匂いが関係すると推測する。モグラの鼻はとても敏感。そしてステレオ嗅覚を持つ。鼻の穴はほんの数ミリしか離れてないのに、ステレオ嗅覚?著者は、モグラの片方の鼻に栓をした。モグラは、わずかにずれた方向に突き進んだ。証明終わり。やったねと小躍りした姿が目に浮かぶ。2022/10/28

takao

3
ふむ2023/02/07

vonnel_g

3
マッカーサーフェローをもらっている人の研究は大体面白い。「プリンセス・ブライド・ストーリー」から本が始まるのがいいな。主に取り上げられる生き物はホシバナモグラ、デンキウナギ、エメラルドゴキブリバチで、キモいなんて失敬な、と思ったけれど、ホシバナモグラの胎児写真は結構なインパクト。論文を読み込んで組み立てられている実験デザインのスマートさがすごい。2022/10/12

ケロたん

2
ナゾロジーより。ホシバナモグラやヒゲミズヘビなど絶対に遭遇しない生き物の生態、大変興味深い。知的好奇心を刺激する一品。2022/10/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19926555
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。