内容説明
自ら命を絶つ唯一の動物、ヒト。それは「他者の気持ちを推し量る」心の進化のせいなのか。鬱で自殺の危機を経験した心理学者が、死に傾く心の内を科学的に分析する。
目次
1章 無の誘惑
2章 火に囲まれたサソリ
3章 命を賭ける
4章 自殺する心に入り込む
5章 ヴィクがロレインに書いたこと
6章 生きる苦しみを終わらせる
7章 死なないもの
8章 灰色の問題
著者等紹介
ベリング,ジェシー[ベリング,ジェシー] [Bering,Jesse]
1975年アメリカ生まれ。現在、ニュージーランドのオタゴ大学サイエンス・コミュニケーション・センターで所長を務める
鈴木光太郎[スズキコウタロウ]
東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。元新潟大学教授。専門は実験心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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