星屑から生まれた世界―進化と元素をめぐる生命38億年史

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星屑から生まれた世界―進化と元素をめぐる生命38億年史

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  • サイズ B6判/ページ数 388p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759819519
  • NDC分類 461.6
  • Cコード C1045

内容説明

かのグールドは偶然性にとらわれ、生命のテープを巻き戻して再生しても人類が現れる可能性はゼロに近いとみた。けれど著者は、生物が使える元素は地球の地質史が決めたため、何度テープを再生しても、進化はほぼ同じ道をたどると主張する。多様な分野の視点と先人の研究を踏まえれば、地球に生命が生まれ、体内のしくみを洗練してきた道筋の理解には、化学の原理つまり元素と周期表がカギだと解く―さまざまな要素が交錯する壮大な進化の物語が、ミステリーの謎解きのような面白さで描かれる。

目次

ヒ素を使う生物?
細胞の中
元素と地球と月の誕生―137~45億年前
三重点の惑星―45~38億年前
命のゆりかご:化学のヒント―38~36億年前
噛み合う歯車―36~30億年前
太陽のリスクと恵み―30~20億年前
一歩後退、二歩前進―20~6億年前
酸素が起こした生命爆発―6~1.5億年前
よび戻された4元素―6~0.6億年前〔ほか〕

著者等紹介

マクファーランド,ベンジャミン[マクファーランド,ベンジャミン] [McFarland,Benjamin]
アメリカ・ワシントン州シアトルパシフィック大学(SPU)化学・生化学科教授。専門は化学、生化学、化学教育。1974年アリゾナ州フェニックス市に生まれる。1996年フロリダ大学教養学科卒業、2001年ワシントン大学大学院化学専攻修了(Ph.D)。2003年からSPUに奉職し2013年より現職

渡辺正[ワタナベタダシ]
東京理科大学教育支援機構教授。東京大学名誉教授。専門は電気化学、生体機能化学、環境科学、化学教育。1948年鳥取県に生まれる。1976年東京大学大学院工学系研究科工業化学専攻修了(工学博士)。2012年同大学定年退職ののち現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

60
高校時代から苦手な化学。しかし、本書の一貫したテーマが、「かのグールドは偶然性にとらわれ,生命のテープを再生しても人類(ホモ・サピエンス)が現れる可能性はゼロに近いとみた.けれど著者は,生物が使える元素は地球の地質史が決めたため,何度テープを再生しても,進化はほぼ同じ道をたどると主張する」とある以上は読まないと。書店ではこの「星屑から生まれた世界」という題名が我が目(ハート)を射た。ユニークな記述が続き、面白かった。2020/03/18

taku

21
生命史を化学視点で読み解き、壮大な生物進化に酔いしれる。いや簡単に酔わせてくれないぞ。教科書的に固くならないよう配慮されていても元素、化学用語満載だから。だ、大丈夫、ま、まだ覚えていたようだ。生化学は門外だけどこの程度なら。生物の進化は天の配剤ではなく予測可能な化学の原理に従う。大きな目でみるなら「生命のテープ」を巻き戻し再生しても、本当に今とほぼ同じ状況になるのだろうか。化学の理論が地に足をつけされると共に心は地球史の生命創造と破壊、進化に翔んでいく。2018/05/14

りらこ

4
宇宙の壮大な歴史から遡り、生命の38億年の歩みを元素の性質から読み解いていく。 お互いの性格が、似て否なるものとしてはっきり分かれていて、作用し合っていて、結合したり拒否したり。人間関係もびっくりの複雑さと、反面単純さも含めてこのようなことになっていたとは!とわかりやすいイラストと、それぞれを補完する(いや、それ以上か)動画のQRコード付き。 偶然と必然の積み重ねで今の私たちがいるかと思うと、通勤電車内の隣り合った知らない人にも、同じ組成!と親近感がわいてしまって、そんな風に捉える自分もおかしかった。 2018/07/09

ちもころ

1
地球の生命史に関する割と最近の知見を化学の視点から主に元素の振る舞いに基づいてまとめた本。おおよそ知っていたり聞いたりしたことだったからまあまあ面白く読めた。でも普通の人?一般の人?が楽しんで読み進めることができるとは全然思わない。QRコードじゃなくて、もっと図や式を載せるべき。いちいちスマホかざして本と画面を見比べるなんて誰がやるか。2024/02/02

Backyard

1
「地球はどうやってできたのか?」「エネルギーって何?」「最初の生物はどうやってできたんだろう」「どうして酸素を使うんだろう」「なぜ体はこういう成分でできているんだろう」というような疑問に答えてくれる本。決して偶然に起こったわけではなく、「自然法則に従う秩序」の下で変化が起こり、予測もできる。物理、生物、化学、地学の総集編のような本で、それぞれの参考書を読みながら、この本を読んでいたら、読了するのに結局3ヶ月くらいかかったけれど面白かった。文系のため理解しきれていないので、何度も繰り返し読み直しそう。2020/03/03

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