出版社内容情報
教育的配慮の光る物理化学のテキストが,全頁カラー化し,11年ぶりの改訂.概念の詳しい解説,数式の丁寧な導出という特徴はそのままに,例題の補足説明,重要な数式のおさらい,章末問題数の増加など,学部生向けの教科書として,さらに充実.一方で,熱力学では分子レベルの現象にも言及し,化学の根本的な理解を促す.
第1章 気体と熱力学第零法則
第2章 熱力学第一法則
第3章 熱力学第二法則と第三法則
第4章 ギブズエネルギーと化学ポテンシャル
第5章 化学平衡
第6章 一成分系における平衡
第7章 多成分系における平衡
第8章 電気化学とイオン溶液
第9章 量子力学の前に
第10章 量子力学入門
第11章 量子力学の適用
第12章 原子と分子?モデル系と水素原子?
目次
気体と熱力学第零法則
熱力学第一法則
熱力学第二法則と第三法則
ギブズエネルギーと化学ポテンシャル
化学平衡
一成分系における平衡
多成分系における平衡
電気化学とイオン溶液
量子力学の前に
量子力学入門
量子力学の適用
原子と分子ーモデル系と水素原子
著者等紹介
Ball,David W.[BALL,DAVID W.]
1983年、Baylor Universityを卒業。1986年、Rice Universityにて修士号を取得し、1987年には赤外線分光の研究によって博士号を得る。その後、Lawrence Berkeley Laboratoryでの研究生活を経て、1990年にCleveland State University助教授、2002年には同教授に就任。研究テーマは赤外線分光、コンピュータ化学、燃料物質の熱化学など
田中一義[タナカカズヨシ]
1978年京都大学大学院工学研究科博士課程修了。現在京都大学福井謙一記念研究センターシニアリサーチフェロー。京都大学名誉教授。工学博士
阿竹徹[アタケトオル]
1971年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。東京工業大学名誉教授。理学博士。2011年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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